あいにくの雨だったにもかかわらず、たくさんの方が来てくださいました。
本当にありがとうございました。
家を開いて、カフェを作る!と決めてから2年。
いろんな想いが少しずつ形になっていき、たくさんの人に支えられて、
このオープニングの日を迎えることができました。
近くに住んでいても、ご近所の人同士なかなか顔を合わせておしゃべりをする機会もなくなってきた昨今、
ちょっとお茶を飲みながらおしゃべりできたり、
お友達と気軽にご飯でも食べたり…
ひとりでのんびりコーヒー片手に本でも読めたり…
ひとり暮らしのお年寄りの方も、気兼ねなくちょっとお昼ご飯を食べにきたり…
別に用事もないけど、なんとなくふらっと立ち寄ったり…
そんな場所って案外この辺にはないのです。
年代を超えて気軽に集える場所があるといいな、というのが私の夢でした。
その想いを受け止めて、オープニングには、たくさんの方が集まってくださいました。
本当にうれしかったです。
たくさんのお花や素敵なメッセージもいただきました。
たくさんの笑顔に出会えました。
ありがとうございます!
想いがこうして形になっていく過程では、たくさんの人達がかかわってくれて、
それぞれの想いが集まっていき、大きなことができるんだなあと感激しました。
ひとりでは決してできないことも、一人、二人と仲間が集まってくると、できることは
どんどん広がるものなんですね。私の想いが別の人の想いと重なり、それがまた別の人に広がって…
そうやって集まった仲間ががここのハートフル・ポートを動かしてくれています。
食への深いこだわりをもってキッチンを担当してくれているKさん、
草花に対する愛情をこめてお庭のお花をきれいにしてくれるMoさん、
地域の人達とのかかわりを大事にお客様への心のこもった応対をしてくれるMaさん、
この場を明るくいつもいい雰囲気作りをしてくれて、料理や本にも詳しいNさん、
メニューのカワイイ絵を描いてくれ、アート部門担当のSさん、
構想段階からよき協力者として、チラシ、サイト全般のことで頼りにしているKさん、
ケーキ作りに関してはプロ並みのHさん、Mさん、
他にもたくさんの仲間がここを支えてくれています。
このハートフル・ポートという場所が、ここで働くスタッフにとっても自分たちの能力や可能性を広げ、
ここで働くことで生き生きとなってもらえればうれしいし、同じ思いを持った人たちの輪がどんどん広がって
活動の範囲が広がればとてもうれしいです。
ともに笑い、時にはともに泣き、ともに支えあっていけるような場所でありたいと思います。
別の地域の活動で、高齢者の方々へのアンケートを取りました。
そこで「今一番必要なことは何ですか?」という問いに対し、
「話し相手がほしい」という項目が上位にありました。
ひとり暮らしの高齢者の方は、この地域にもたくさんいらっしゃいます。
そういう方にとっても、ここが憩いの場となればうれしく思います。
人生という交響曲の最終章をここで一緒に奏でられたら…といったメッセージもいただきました。
長年住み慣れたこの地で、同じように年を重ねてきた人たち同士、最高の美しいハーモニーを
奏でられたら最高ですよね。
最後に、「家開き」というと、家族の反対が多いということはよく耳にします。
こんな私のわがままを寛容に認めてくれて、温かくサポートしてくれた家族に感謝!
ありがとう!
ハートフル・ポート 店主